NO.0「愚者」
何にも縛らせる事なく、自由を謳歌する。
恐れや不安さえも手放し、無限に広がる大空を見上げ未知なる可能性の未来へ旅立ちます。この先がどうなるかなんて、本当は誰もわからない。過去の実績や未来の結果の保証にも囚われず「自分を生きる」。そんな旅の始まりのカード。たとえ他人には愚かな姿に見えようとも、自らの人生をめいいっぱい生きようと旅立つ姿の背中には、煌々と輝く太陽が見守っています。
自分自身に制限を設け、可能性を狭めてしまうのも、自分を信じ可能性に挑んで行くのも、全ては自分の選択しだい。計画性や安定は大切なことですが、時には「成るようになる」と飛び出すことも必要な時があるのかもしれません。このカードが意味する「自由」とは、好き勝手な無計画ではなく自らの思い込みでがんじがらめになってしまった自分からの解放。というようなメッセージのように感じます。未来は歩み進めることで切り開いていくもの、その先の失敗でさえ学びとするか、後悔へとつなげてしまうかは自分の選択でしかないのです。
☆「人生行き詰まったなあ」「いよいよ積んだな」って思うことも、長い人生無きにしもあらず(笑)。そんなときはこの愚者のように、何も持たずに一人旅にでも行きたくなる自分もたまにチラホラ(笑)。人生のリセットといえば聞こえはいいが、現実から離れた逃避行感も否めない、しかし現実的にそう簡単にはいかないよ、と思われるでしょうがこれが実は出来ないこともないのです(笑)その唯一の方法は、頭でゴチャゴチャ考えるのを止めてしまうこと。たかだか数十年の経験から得た知識と、これっぽちの脳みそが予測するデータなんて、本当にあてになるのか?自分は変わりたいんだ!と本当に思ったときは、「自分を生きる」という決心をしたその自分を信じぬき、後のなんやかんやは「委ねます!」と天に任せてみるのも私はありだと思う(笑)どう転んでも、私は幸せにしか成り得ない!そう思い込んだ時から世界は変わり、なんやかんやとうまくいったりするのもこの世界の面白いロジックだったりして。