NO.3 「女帝」

愛と実り、すべてを魅力する美しさ。

金星のシンボルが描かれているように、愛と美の女神アフロディーテを思わせるような「女帝」のカード。愛を与えるだけでなく自らも愛される喜びを感じ、その愛によって美しさをまとい、それが繁栄や豊かさへと繋がっていく。天と大地の恵みによって植物は育ち実り、人間もまたそのサイクルの中に存在する。その十分な実りと繁栄を自然な姿で受け入れる。

正位置であれば、優しい女性であったり、落ち着き余裕のある状況というような解釈ですが、逆位置であれば豊かさの上にあぐらをかき感謝をなくした状態とも読めます。またはそのまま反対の意味で豊かさが不足した状態。基本のキーワードは「愛」ですので場合によっては、母性的であったり妊娠という意味でとられることもあります。

☆「愛と美と豊かさを存分堪能する」…うん!してみたい(笑)とは思うものの、現在何かを貪欲に欲していない状態は、満たされていると言えないこともないのだろうか?そりゃ上を見ればきりがないし、今で十分ですか?と言われたら欲望がないわけではない!あるちゃある!目標や理想を持ち、そこに邁進していくことは素晴らしいと思う。しかし「足るを知る」という言葉も存在する。それは、無欲であれ、現状に感謝しなさい。という意味とは別に。「現在」を幸せだと思える者は「未来」も幸せだと感じれる。愛も美も豊かさも、このレベルに達したら合格ですというラインはなく、あるとしたらその線引は自分が決めているだけのこと。つまり物質的な分量で幸せが決まるのではなく、自分がどこにそのラインを引くか?ということなのか?自分が愛されていると思い込んでいれば「私は愛されている」自分が美しいと思い込んでいれば「私は美を手に入れた」(笑)では今日から毎日、自分が鏡に映るたびに「私は美しい」と声をかけてみよう。別に本心でなくてもいいし、感情がこもってなくてもいい。これは実験だ!言霊?思考?潜在意識?言い方なんでてなんでもいい。これでほうれい線の一本でも消えるなら(笑)いや…このほうれい線すら美しい。そっちになるのかwww。何か結果がでたら、ご報告します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

前の記事

NO.2 「女司祭」